活動報告
最近はサウンドデザイナー、レコーディングエンジニアとしての仕事だけでなく、ライターとしての活動が増えて来ました。ライターの仕事というのは、これまでサウンド一辺倒だった自分にとって「広く物事を知る良い機会」――インプットとして非常に重要な位置付けになっています。
現在はイベント系の記事やメイキング取材などを書かせて頂く機会が多いです。もともと大学がジェネラリスト養成向きとでも言うべきか、音楽映像ゲーム芸術その他てんこ盛りの学部だったため、記憶を辿ると有用な情報も多く、「(当時はなにに役立つか謎だったけど)これ勉強してて良かったなー」と思うタイミングも多々あります。
CGWORLD 7月号,8月号に記事が掲載されています。
7月号→P.30〜P.31、P.72〜P.77
8月号→P.2〜P.3、P.6〜P.7、P.26〜P.27
この度は20周年を迎えられたとのこと、おめでとうございます!益々のご発展をお祈りしつつ、引き続き微力ながらサポートさせて頂ければと思います。 pic.twitter.com/Fc0OdCFFoq— D.Kamiyama (@gula_sound) July 18, 2018
また、ここ最近は誌面にも寄稿させて頂いております。書店でお見掛けの際は、是非お手にとって頂けると幸いです。ということで、5月、6月、7月と、まとめて近況報告を書いていきます。
カンファレンスレポート
5月はUnite Tokyo 2018がありました。私は非プログラマーではありますが、Unityは仕事柄最も目にするツールのひとつです。今回はCGWORLD.jp様で、全体の記事やシェーダー系の記事を書かせて頂いています。
Unite Tokyo 2018が東京国際フォーラムで開催—ゲーム分野にとどまらない広がりを見せるUnity、VTuberの登壇や自動車業界での事例も
https://cgworld.jp/feature/201805-unite-dgst.html
「キズナアイ」「電脳少女シロ」「東雲めぐ」ーUnite 2018に登場した話題のVTuber講演まとめ~Unite Tokyo 2018レポート(1)~
https://cgworld.jp/feature/201805-unite-01vtuber.html
歴戦のシェーダ強者が集った「リアルタイムトゥーンシェーダー徹底トーク」~Unite Tokyo 2018レポート(4)~
https://cgworld.jp/feature/201806-unite-05toonshader02.html
業界のトゥーンシェーダ好きが大集合ー「僕らがトゥーンシェーダが好きなワケ」~Unite Tokyo 2018レポート(5)~
https://cgworld.jp/feature/201806-unite-05toonshader02.html
その他、株式会社ワコム様、アドビシステムズ株式会社様などのイベントのレポートを執筆しています。
2Dを超えた“3D視点の制作環境“へ―VR空間でのドローイングの実現を目指すワコムによる「Wacom Creators’ Symposium」レポート
https://cgworld.jp/feature/201805-wacom-cs.html
Adobe Senseiが指し示す「Adobe Photoshopの未来」とは~Adobe XD/Adobe Sensei/Adobe Premiere Proをマルっと紹介セミナーレポート~
https://cgworld.jp/feature/201805-adobe.html
Houdiniは実は簡単?作例で紹介する「Houdini ビジュアルエフェクトの教科書セミナー」レポート
https://cgworld.jp/feature/201806-houdini.html
続く6月は全世界的なゲームイベントE3 2018があるため、ゲーム系の媒体は特に忙しくなる時期です。国内カンファレンスは手薄になるため、この期間は個別の企業へのインタビューなどが多かった印象です。なお、7月はGTMF(ミドルウェアの祭典)、8月はCEDEC、9月は東京ゲームショウがあるため、この時期から繁忙期となります。
本日時点で公開前の記事はURLが確定次第、Twitterなどで告知して行きます。
インタビュー記事
個人的な興味と重なる方向でお仕事をさせて頂いたのは、Korg Gadget for Nintendo Switchの佐野氏インタビュー。古今東西のシンセサイザーの話題で盛り上がりました。
Nintendo Switch用の作曲ソフト「KORG Gadget」開発者にインタビュー。簡単に作曲を楽しめるうえ,対戦や共闘も可能なDAWとは
http://www.4gamer.net/games/400/G040018/20180509100/
『#コンパス』の世界観を陰で支えるダイナフォント年間ライセンス「DynaSmart V」-本作のクリエイター二人にその重要度を訊いた!
https://www.gamebusiness.jp/article/2018/05/23/14553.html
「承認欲求」と「視線誘導」を意識する~キャラクターアーティスト藤田祐一郎が語るモデリング技術の向上法
https://cgworld.jp/interview/201805-fujita.html
以下はハリウッド映画で活躍する片桐氏、上杉氏にインタビューした記事。個人的に、片桐氏の「こだわりがない」表現には大きく共感しました。総じて良いお話をたくさん聞くことが出来ました。
片桐裕司監督 ✕ 上杉裕世氏(マットアーティスト)特別対談ーハリウッドから『ゲヘナ〜死の生ける場所〜』へいたるまで
https://cgworld.jp/interview/201807-gehenna.html
その他、制作事例のインタビューを複数件行いました。この前後からCGWORLD誌面への寄稿を開始しています。
本日発売の『CGWORLD 5月号』、寄稿させて頂いています。https://t.co/YSJqjV7qpN
先日リリースされた爽快ぶっとばしアクションRPG #メガスマ のPVにおけるリアルタイムCG事例などを執筆しています。表紙のシロちゃんが目印ですので、ご興味のある方は是非〜。 pic.twitter.com/5LXzmLpKxD— D.Kamiyama (@gula_sound) April 9, 2018
『コトダマン』の追加キャラクターは月間40体!煩雑な発注管理をスムーズに行う秘訣とは?ーセガゲームスに訊くプロジェクト管理ツール「SHOTGUN」導入事例
https://www.gamebusiness.jp/article/2018/06/26/14652.html
MRという“魔法“で実現する新世代アトラクション!『マジックリアリティ:コリドール&フラクタス』
https://cgworld.jp/feature/201806-cgw239-tyffon.html
イベント/その他
ヨナオケイシ氏主催のTHE SHOOTING!など、音楽イベントにも足を運んでいます。企業コラボレーションとなる求人記事やPR記事も書き始めました。
シューティングゲームで活躍した大御所コンポーザが集結! クラブイベント「THE SHOOTING!! #1」をレポート
http://www.4gamer.net/games/406/G040667/20180507082/
ゲームに留まらない可能性を追求。UnityやUnreal Engineをフル活用してゲーミフィケーション分野に挑むプリズムプラスがスタッフ大募集!
https://cgworld.jp/interview/prismplus-1805.html
安心・安定の国産BTO PCの真価を探る!
ハイエンドCG制作会社フォトン・アーツが エプソンのフラッグシップPCを使ってみた
https://cgworld.jp/interview/201806-epson.html
また、個人的にトピックとして大きいのは、Made with Unityチームへのジョインです。初回は「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」の事前公開日にお伺いし、その様子を記事にさせて頂きました。
東雲めぐ東京タワーイベント
昨日の東京タワー #東雲めぐ ちゃんファンイベントで、通りすがりの50代くらいの男性の団体さんが、「アニメと喋れるのか?」「これがAIってやつか?」って口々に話されていた。めぐちゃんは、めぐちゃんです。 pic.twitter.com/dopZRxBhcm
— Somelu (@Somelu01) May 27, 2018
https://www.moguravr.com/shinonome-megu-fan-event/
こちらはエンジニア系の仕事。株式会社エクシヴィ様との協業で東京タワーでの配信サポートを行いました(画像がなかったため、概要をSomelu氏Twitterより引用)。音声システム周りの設計と、イベント当日は配信全般を担当しています。めぐちゃん自身については、トーク力もさることながら視聴者に対してのホスピタリティが非常に高い方だと感じました。子どもから大人までファン層が広いのも頷けます。
おかげさまで半年間、生存できました
前職を退社して約6ヶ月ほど経ちましたが、皆様のおかげで今日もご飯が食べられております。3ヶ月ほど質の良いインプットを頂きましたので、ここからは年末に向けて音楽制作を含めたアウトプットをして行くつもりです。あとは自分自身の媒体――と言っても今はこちらのブログだけですが、見事に紺屋の白袴状態となっておりますので、定期的に更新をしていくつもりです。